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300kWhの電気代は9,236円|30A・40Aの計算例と301kWh以上で単価が上がる理由

公開 2026/10/02 更新 2026/10/02 最終確認 2026/08/09

月間300kWhの電気代は、契約30Aで9,236.25円、契約40Aで9,548円です。この記事では、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの単価(2026年8月分・政府支援込み)にもとづき、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金の内訳を表で示します。あわせて、300kWhが第3段階(301kWh以上)の直前にあたること、301kWh以上で単価が上がる仕組みを解説します。

300kWhの電気代は30Aで9,236.25円、40Aで9,548円

計算の前提は、東京電力エナジーパートナー従量電灯B、2026年8月分の単価、政府支援込みです。230kWh・30Aの計算例と同じ前提で、使用量だけを300kWhに変えています。

条件電気代(政府支援込み)電気代(政府支援なし)
30A・300kWh9,236.25円10,286.25円
40A・300kWh9,548円10,598円

30Aと40Aの差は、政府支援の有無にかかわらず311.75円です。使用量が同じであれば、差は基本料金の差だけで決まります。

30A・300kWhの内訳

契約30A・月間300kWhの内訳は次のとおりです。

項目金額
基本料金(30A)935.25円
電力量料金(120kWh×29.80円+180kWh×36.40円)10,128.00円
燃料費調整額(300kWh×-10.27円)-3,081.00円
再エネ賦課金(300kWh×4.18円)1,254.00円
合計9,236.25円

電力量料金は、最初の120kWhまでが29.80円/kWh、121kWhから300kWhまでが36.40円/kWhで計算します。計算式は次のとおりです。

120kWh × 29.80円 = 3,576.00円
180kWh × 36.40円 = 6,552.00円
合計 = 10,128.00円

燃料費調整額は政府支援込みで-10.27円/kWhのため、300kWh分で-3,081円の減額になります。

40A・300kWhの内訳

契約40Aでは、基本料金だけが変わります。

項目金額
基本料金(40A)1,247.00円
電力量料金(120kWh×29.80円+180kWh×36.40円)10,128.00円
燃料費調整額(300kWh×-10.27円)-3,081.00円
再エネ賦課金(300kWh×4.18円)1,254.00円
合計9,548.00円

契約アンペアを上げると、使う電気の量が同じでも基本料金の分だけ毎月の支払いが増えます。ブレーカーが落ちる不安と基本料金のバランスは、契約アンペアの選び方で整理しています。

300kWhは第3段階の直前で、301kWh以上は単価が上がる

従量電灯Bの電力量料金は、使用量に応じた3段階の単価です。

段階使用量の区分単価
第1段階〜120kWh29.80円/kWh
第2段階121kWh〜300kWh36.40円/kWh
第3段階301kWh〜40.49円/kWh

300kWhちょうどは、第2段階の上限にあたります。301kWh以上になると、超えた分だけが40.49円/kWhで計算されます。第2段階との差は1kWhあたり4.09円です。たとえば310kWhなら、301kWh以上の10kWh分が40.49円で計算され、電力量料金は次のとおりです。

120kWh × 29.80円 = 3,576.00円
180kWh × 36.40円 = 6,552.00円
10kWh × 40.49円 = 404.90円
合計 = 10,532.90円

使用量が310kWhになると、燃料費調整額と再エネ賦課金も使用量に比例して増えます。冬は暖房の利用で使用量が増える傾向があり、300kWhを超える月が出ることがあります。冬の電気代が上がる背景は冬に電気代が上がる理由で解説しています。

政府支援は期間限定の措置であることに注意する

この記事の金額は、政府の電気料金支援を含めた場合の試算です。支援は期間限定の措置であり、終了すると燃料費調整額の単価が上がります。2026年8月分の単価で支援なしにすると、燃料費調整額は-6.77円/kWhです。

項目政府支援込み政府支援なし
燃料費調整単価-10.27円/kWh-6.77円/kWh
燃料費調整額(300kWh)-3,081円-2,031円
30Aの合計9,236.25円10,286.25円
40Aの合計9,548円10,598円

支援の有無による差は、300kWhで1,050円です。支援の仕組みは電気料金支援(激変緩和措置)とはで解説しています。燃料費調整額は毎月見直される単価のため、他の月の金額はこの記事の数値とは異なります。実際の請求額は検針日・契約条件により異なります。

この記事のまとめ

  • 300kWhの電気代は、従量電灯B・2026年8月分・政府支援込みで、30Aが9,236.25円、40Aが9,548円です
  • 30Aと40Aの差は基本料金の差の311.75円で、使用量が同じなら他の項目は変わりません
  • 電力量料金は3段階制で、300kWhは第2段階の上限です
  • 301kWh以上の部分は40.49円/kWhで、第2段階の36.40円より1kWhあたり4.09円高くなります
  • 政府支援は期間限定の措置で、支援なしでは30Aが10,286.25円、40Aが10,598円です
  • ご自身の使用量での試算は電気料金シミュレーターで確認できます

よくある質問

300kWhの電気代は30Aと40Aでいくら違いますか?

政府支援込み(2026年8月分)では、30Aが9,236.25円、40Aが9,548円で、差は311.75円です。差が出るのは基本料金だけで、電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金は使用量(300kWh)が同じなら変わりません。

301kWhを超えると電気代はどれくらい上がりますか?

301kWh以上の部分は、1kWhあたりの電力量料金が第2段階の36.40円から40.49円に上がります。差は1kWhあたり4.09円です。契約アンペアの選び方は[契約アンペアの選び方](/articles/keiyaku-ampere-erabikata/)で解説しています。

政府の電気料金支援がなくなると300kWhの電気代はどうなりますか?

支援なしの燃料費調整単価(2026年8月分は-6.77円/kWh)で計算すると、30Aは10,286.25円、40Aは10,598円です。支援は期間限定の措置のため、支援込みの金額が今後も続くとは限りません。実際の請求額は検針日・契約条件により異なります。

自分の使用量で電気代を試算するにはどうすればよいですか?

[電気料金シミュレーター](/#simulator)に契約アンペアと月間使用量を入力すると、複数プランの月額目安を確認できます。計算の前提は[電気料金シミュレーターの計算式と前提条件](/articles/simulator-keisan-shikumi/)にまとめています。