ドライヤーは1時間37.20円|毎日使う家電の電気代を計算する
ドライヤーは毎日使う家電のひとつですが、1回あたりの使用時間が短いため、電気代を意識する機会は多くありません。この記事では、パナソニックEH-NA0K(ナノケア)の公式スペックをもとに、1時間・1回あたりの電気代を計算します。
ドライヤーの電気代は1時間37.20円
パナソニックEH-NA0Kの消費電力は1,200Wです。電力料金目安単価31円/kWh(税込)で計算すると、1時間使い続けた場合の電気代は次のようになります。
1,200W × 1時間 ÷ 1000 × 31円 = 37.20円
ただし、ドライヤーを1時間連続で使い続けることは通常ありません。実際の使用時間に近い形で電気代を把握するには、1回あたりの使用時間で計算し直す必要があります。
1回(数分)あたりの電気代を計算する
ドライヤーの実際の使用時間は、髪の長さや乾かし方によって幅がありますが、ここでは5分間使った場合を例に計算します。
1,200W × 5分 ÷ 60分 ÷ 1000 × 31円 = 約3.10円
毎日1回・5分間使うと仮定した場合、1か月(30日)の目安は次のようになります。
| 使用時間 | 電気代 |
|---|---|
| 1回(5分) | 約3.10円 |
| 1か月(毎日5分×30日) | 約93.00円 |
使用時間が10分であれば、この金額はおよそ2倍(1回約6.20円、1か月約186.00円)になります。実際の使用時間は個人差が大きいため、この計算式に自分の使用時間をあてはめて目安を出すことをおすすめします。
ドライヤーの消費電力を抑える工夫
多くのドライヤーには、風量や温度を切り替える機能が搭載されています。「弱」に切り替えれば消費電力そのものは下がりますが、乾燥にかかる時間が延びることがあるため、消費電力(W)と使用時間(分)の掛け算で電気代が決まるという点を踏まえると、出力を下げるだけで必ず電気代が安くなるとは限りません。タオルドライで水分をあらかじめしっかり拭き取ってから使うなど、乾燥にかかる時間そのものを短くする工夫のほうが、電気代への影響としてはわかりやすい対策だといえます。
毎日使う家電の電気代を積み上げて考える
ドライヤーのように1回あたりの電気代が小さい家電でも、毎日使うことで1か月・1年単位では無視できない金額になります。同じように毎日使う機会が多い電気ケトルや電気ポットの電気代は、電気ケトルと電気ポットの電気代比較で解説しています。主要な家電の消費電力を一覧でまとめて確認したい場合は、家電の電気代一覧を参考にしてください。
どの家電から見直すべきかという優先順位の考え方については、どの家電から節電すべきかで解説しています。消費電力が大きい家電ほど節電効果が大きいとは限らず、使用時間や使用頻度もあわせて考える必要があります。
家電の電気代を比較する際は、「消費電力(W)」と「使用時間」の両方を確認することが大切です。ドライヤーのように消費電力自体は大きくても使用時間が短い家電もあれば、冷蔵庫のように消費電力は小さくても24時間稼働し続ける家電もあります。この2つの数字を分けて考えることで、家庭全体の電気代のうちどの家電がどの程度を占めているのかを、より正確に把握できるようになります。契約しているプランの単価自体が割高になっていないかどうかも、電気料金シミュレーターであわせて確認しておくとよいでしょう。
複数人で暮らす家庭では、家族の人数だけドライヤーを使う回数も増えるため、1人暮らしの家庭と比べて合計の使用時間が長くなりがちです。世帯人数別の電気代の目安については、一人暮らしの電気代目安などでも解説しているので、あわせて参考にしてください。
浴室乾燥や洗濯乾燥との消費電力の違い
ドライヤーと同じく「乾かす」用途の家電として、浴室換気乾燥機や洗濯乾燥機がありますが、これらはドライヤーとは仕組みも消費電力の桁も異なります。当サイトのデータでは、ヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機(パナソニックNA-LX129AL・標準乾燥)は1回あたり890Whで、31円/kWh換算では1回27.59円です。ドライヤー(1回5分・約3.10円)と比べると、1回あたりの電気代は洗濯乾燥機のほうが大きくなります。これは、ドライヤーが髪という限られた範囲を短時間で乾かす器具であるのに対し、洗濯乾燥機は衣類全体を長時間かけて乾燥させる器具であるという違いによるものです。詳しい比較は家電の電気代一覧で確認できます。
この記事のまとめ
- ヘアドライヤー(パナソニックEH-NA0K)の消費電力は1,200Wで、1時間あたりの電気代は37.20円
- 実際の使用時間(5分間)で計算すると1回あたり約3.10円、毎日使うと1か月で約93.00円が目安
- 使用時間が2倍になれば電気代もほぼ2倍になるため、乾燥時間を短くする工夫が電気代への影響としてわかりやすい
- 風量・温度を「弱」にすると消費電力は下がるが、乾燥時間が延びる点に注意が必要
- 毎日使う家電は1回あたりの金額が小さくても、積み重なると1か月・1年単位では無視できない金額になる
よくある質問
ドライヤーの電気代は1時間いくらですか?
[パナソニックEH-NA0K(ナノケア)](https://panasonic.jp/hair/products/EH-NA0K/spec.html)の消費電力は1,200Wです。[電力料金目安単価31円/kWh](https://www.eftc.or.jp/qa/)で計算すると、1時間使い続けた場合の電気代は37.20円になります。実際には1回数分程度の使用が中心のため、1回あたりの電気代はこれよりずっと小さくなります。
ドライヤーを1回(数分)使うと電気代はいくらですか?
1,200Wのドライヤーを5分間使った場合、31円/kWhで計算すると約3.10円です(1,200W×5分÷60分÷1000×31円)。毎日1回・5分間使う場合、1か月(30日)の目安は約93.00円になります。実際の使用時間は髪の長さや乾かし方によって変わるため、この金額はあくまで目安です。
ドライヤーの消費電力を下げると電気代は安くなりますか?
多くのドライヤーには「弱」「強」など風量・温度の切り替え機能があり、低い出力で使えば消費電力そのものが下がります。ただし出力を下げると乾燥にかかる時間が延びることがあるため、消費電力(W)と使用時間(分)の両方が電気代に影響することを踏まえて考える必要があります。具体的な出力別の消費電力は、お使いの機種の取扱説明書で確認することをおすすめします。
ドライヤー以外に毎日使う家電の電気代も知りたいです
電気ケトルや電気ポットのように毎日使う機会が多い家電の電気代は、[電気ケトルと電気ポットの電気代比較](/articles/denki-kettle-pot-denkidai-hikaku/)で解説しています。主要な家電をまとめて確認したい場合は、[家電の電気代一覧](/articles/setsuden-kaden-denkidai-ichiran/)を参考にしてください。