PCモニター・ゲーム機の電気代|ゲームを楽しみつつできる現実的な節電
PCモニターやゲーム機は毎日長時間使うことも多く、積み重なると電気代への影響が気になる家電です。この記事では、メーカー公式スペックから確認できる範囲の消費電力を目安単価31円/kWhで換算し、ゲームやPC作業を楽しみつつできる現実的な節電のポイントを整理します。
PCモニターの電気代
デル公式のS2425HSM(24型)のスペックページには「通常消費電力14.3W」「最大消費電力39W」と記載されています。通常消費電力で計算すると次のとおりです。
| 使用時間 | 電気代 |
|---|---|
| 1時間 | 0.44円 |
| 1日6時間 | 2.66円 |
| 1か月(6時間×30日) | 79.79円 |
モニター単体の電気代は決して大きくありませんが、明るさ設定や表示内容によっては最大消費電力(39W)に近づくこともあります。使わない時間帯はスリープや電源オフにすることで、この差の分だけ節約できます。
PS5の電気代
SIE公式の取扱説明書には、PS5 Slim(CFI-2200)の「主な仕様」表に最大消費電力350Wと明記されています。
| 使用時間 | 電気代(最大値ベース) |
|---|---|
| 1時間 | 10.85円 |
| 1日2時間 | 21.70円 |
| 1か月(2時間×30日) | 651.00円 |
ここで重要なのは、350Wは「最大消費電力」であり、常にこの電力を消費し続けるわけではないという点です。待機中の軽い処理や、負荷の軽いゲームをプレイしているときは、実際の消費電力はこれより低くなるのが一般的です。上の表はあくまで「上限値をもとにした目安」として捉えてください。長時間ゲームを楽しみながら電気代を抑えたい場合は、遊び終わったら本体をスリープではなく完全に電源オフにする、モニターの明るさを下げるといった工夫が現実的です。
ノートPC・ゲーミングPCの電気代が計算できない理由
デルXPS 13やAlienware Aurora R16(ゲーミングデスクトップPC)の公式スペックページには、「消費電力」そのものの記載がありません。代わりに公表されているのは次の数値です。
- ノートPC: ACアダプタ容量65W
- ゲーミングデスクトップPC: 電源ユニット(PSU)定格出力1000W(SFF Platinum)
これらはいずれも「装置が供給しうる上限値」であり、実際にその機種が消費する電力そのものではありません。ノートPCの実消費電力は、アイドル時で数W、負荷がかかる処理でも十数W程度にとどまるのが一般的とされ、公表されているACアダプタ容量(65W)よりかなり低いのが通常です。ゲーミングPCも同様に、PSU容量(1000W)がそのまま実消費電力になるわけではなく、搭載パーツの構成や負荷状況によって実際の消費電力は変わります。
「メーカー公表値=実消費電力」と誤解して、ノートPCやゲーミングPCの電気代を過大に見積もらないよう注意してください。この記事では、公式で確認できる範囲を超えて数値を推定することは避けています。
ゲームを楽しみながらできる現実的な節電
PCやゲーム機は「使う時間を減らす」節電が難しい家電です。長時間のプレイや作業を我慢するのではなく、次のような使い方の工夫であれば、楽しみを損なわずに電気代を抑えやすくなります。
- プレイ・作業を終えたら完全に電源を切る: スリープ状態でも待機電力は発生します。長時間使わない予定がある場合は、こまめな入り切りより主電源を切るほうが効果的です
- モニターの明るさを下げる: 明るさ設定は消費電力に直結します。特に暗い部屋で使う場合は、明るさを下げても見え方に大きな影響が出にくいことがあります
- 同時に複数のモニター・機器を使うときは必要な台数に絞る: モニター1台あたりの電気代は小さくても、複数台を長時間つけっぱなしにすると積み重なります
これらはいずれも「使い方」の工夫であり、PCやゲーム機を我慢して使わないようにする対策ではありません。待機電力そのものをまとめて減らしたい場合は、個別スイッチ付きの節電タップを使う方法もあります。
PS5以外のゲーム機・周辺機器について
この記事ではメーカー公式で消費電力を確認できたPS5のみを扱っていますが、他のゲーム機や周辺機器(ルーター・外付けストレージなど)も、電源を入れたままにしている時間が長いほど待機電力・稼働電力が積み重なります。使っていない周辺機器の電源をこまめに切る習慣も、PCやゲーム機まわりの節電では有効な工夫です。
まとめ
PCモニターやPS5は、メーカー公式スペックから電気代の目安を計算できますが、ノートPCやゲーミングPCは公表されている数値の性質上、正確な電気代を出すことができません。PC・ゲーム機以外の家電の電気代もまとめて確認したい場合は、家電の電気代一覧をご覧ください。
節電グッズを使ってPC周りの電気代を抑えたい場合は、節電グッズまとめで紹介している個別スイッチ付きの節電タップなどが選択肢になります。なお、この記事の金額は目安単価31円/kWhでの試算です。契約中の電力プランでの実額を確認したい場合は、電気料金シミュレーターをご利用ください。
よくある質問
PCモニターの電気代はどのくらいですか?
デル公式スペックのS2425HSM(24型)は通常消費電力14.3Wで、1時間あたり0.44円です。1日6時間使うと約2.66円、1か月(30日)では約79.79円になります。同ページには最大消費電力39Wという参考値もあり、明るさや表示内容によって実際の消費電力は変動します。
PS5の電気代はどのくらいですか?
SIE公式の取扱説明書に記載された最大消費電力は350Wです。31円/kWhで換算すると1時間あたり10.85円ですが、これは「最大値」であり常にこの電力を消費し続けるわけではありません。仮に1日2時間・最大値ベースで遊んだ場合、1か月(30日)で約651.00円という目安になります。実際のプレイ内容(待機画面・軽い処理のゲーム等)ではこれより低くなるのが通常です。
ノートPCの電気代はなぜ計算できないのですか?
メーカー公式スペックに「標準消費電力」の記載がなく、ACアダプタの容量(例: 65W)しか公表されていないためです。ACアダプタ容量は装置が供給しうる上限値であり、実際にノートPCが消費する電力(アイドル時数W〜負荷時十数W程度が一般的)とは別物です。公表値をそのまま実消費電力として扱うと、実態より大幅に高く見積もってしまう可能性があります。
ゲーミングPCも同じように電気代が計算できませんか?
はい、同様の理由で正確な計算はできません。ゲーミングデスクトップPC(デルAlienware Aurora R16)の公式スペックには「1000W SFF Platinum PSU」という電源ユニットの定格出力しか記載がなく、これも実消費電力の上限を示すものではありません。実際の消費電力は搭載パーツの構成や負荷状況によって大きく変わるため、メーカー公式で確認できる範囲では推定できないのが実情です。